よくあるご質問 応答集3
- 13、治療が終わった後のメンテナンスは?
-
矯正治療後もメンテナンスをしっかりと行い、虫歯や歯周病などの定期検診をしていきます。
矯正治療で歯並びがきれいになっても、むし歯や歯周病になってしまったら、意味がありません。治療が終わってからは、保定装置(リテーナー)を使用して、しっかりと歯並びを維持していきます。また、素敵な笑顔を保つ為にメンテナンスを行い、歯のクリーニングや虫歯・歯周病のチェックなどの定期検診を行ないます。
- 14、保定装置?
-
保定装置(リテーナー):歯並びを維持する装置。基本的に取り外し可能。
矯正治療直後は、特に歯が移動(あともどり)しやすい時期となります。保定装置は、矯正治療後(歯を動かす治療)最初の1年間は20時間以上使用し、きれいになった歯並びを維持していきます。その後は、夜寝るときのみの使用となります。
- 歯ブラシ時と食事の時には、外してケースにします。
- その後は、夜間寝る時のみ使用。できればその後も夜間のみ使用した方が良いでしょう。
- 保定装置は、きれいな歯並びを維持するにはとっても重要な装置です。
- 保定装置をしっかり使用して、いつまでもきれいな歯並びを維持していきましょう。
- 保定装置は、毎日水洗いし、週に2~3回市販の入れ歯洗浄剤で洗うと良いでしょう。
【期間】:通常第二段階及び成人矯正治療が約2年 その後保定装置の期間が2年間です。保定装置中は3~6ヶ月に一度来院して頂き、チェック及び歯のクリーニングを行います。その後も希望があれば年に1~2回チェック及び歯のクリーニングを行って、メンテナンスを行っていきます。矯正治療2年+保定装置(3~6ヶ月に一度)のチェックしていきます。
きれいになった歯並びを少しでも長く維持していく為には、保定装置及びメンテナンスはとても重要です。
『保定装置:リテーナー』
- 【上あごの保定装置】
- 【下あごの保定装置】
- 治療期間の短縮について
-
- コルチコトミー併用矯正治療
- コルチコトミー(皮質骨切除術)では、手術によって歯の骨にヒビを入れることで、歯が動きやすい条件を作ります。
そして、あらかじめ歯に装着しておいた矯正装置の力によって歯を動かします。当院では、積極的に行っておりません。なぜなら、手術にまったくリスクのない手術はありません。手術を回避できるならその方が賢明です。手術のリスク(麻痺、しびれ、輸血、感染等)を十分に確認してから行うと良いでしょう。手術を行っても、歯列が後戻りする可能性があります。 - 3~4回程度終了する歯科治療
- 3~4回程度終了する歯科治療は、歯を抜いたり、削ったり、あるいは歯の神経を抜いたりすることによって、削った歯の上からオールセラミックもしくはメタルボンドを被せる治療です。利点、欠点を十分に認識した上で治療は可能です。
- 16、矯正治療中の応急処置
-
矯正装置は、治療後外すため、歯面に弱く接着してあります。装置の一部が外れた時は、痛みがなければ次回の来院までそのままでさしつかえありません。
矯正治療中には、かむ力は相当強いので1~3回程度装置が壊れたり、針金が壊れたりする可能性があります。
矯正治療は長期なものです。2~3回壊れても大きく治療期間には影響しません。
しかし、壊れない方が良いので、なるべく小さく切って、食べ方に十分注意してください。
【痛みがある場合】
- ブラケットが取れて痛い時
- 歯科医院に電話して、ブラケットを取り除いてもらう。
- ブラケットがあたって痛い時
- 少し様子をみて、口内炎や傷が大きい時は歯科医院に電話して予約をとり、薬を塗ってもらう。
- ワイヤーがあたって痛い時
- 歯科医院に行き、飛び出しているワイヤーを切ってもらう
- ワイヤーがずれたり、外れた時
- 歯科医院に電話して予約をとります。ワイヤーを戻すまたは一時的に外します。
- リテーナーをなくした時
- 歯科医院に電話して予約をとります。
- 17、矯正治療中の転勤
-
転勤などやむを得ない理由で治療を中止せざるを得ない場合、矯正治療の進行度に応じて清算いたします。転居されてもお近くの矯正医または、大学病院矯正科をご紹介いたします。矯正治療を継続して治療できますので安心して受診頂けます。
治療の記録などの資料や紹介状をお渡ししますので早目にお申し出ください。