子供の矯正治療 小児矯正
当院では、本格的歯列矯正治療に加え、予防矯正歯科・予防歯科の概念から、乳歯列期から子供の歯と大人の歯の両方が生えている時期(混合歯列期:7~9歳頃)に適切な処置を与えることで、不正咬合およびむし歯をできるだけ予防するのが目的です。
予防矯正の概念を取り入れ、早期発見、早期治療をめざすべく、患者さんの負担軽減や治療期間の短縮に努力しております。
小児矯正(混合歯列期)の第一段階治療とは、部分的に治療をしておかないと、後から生えてくる永久歯の矯正治療に支障を来す場合や、あごの成長発育に問題が起こると予想される場合に治療をすることになります。全体の6~7割くらいは、第二段階治療が必要となり、11~13歳頃に、全体的な矯正治療が選択されます。(第二段階費用は、成人矯正料金と小児矯正の差額となります。また、第二段階治療を選択しない場合は、第二段階費用はかかりません。)
また、本格的な矯正治療を始める前に、第一段階治療を行うことで、歯を抜かずに矯正治療が出来る可能性が高まります。また、最終的な矯正治療の完成度が高まります。
費用について
【料金表の混合歯列期:子供の歯と大人の歯が混ざっている時期】
成人矯正に移行していく場合(第二段階治療)は、成人矯正費用から小児矯正費用を差し引いた料金を頂くことになります。
(成人矯正基本料金)-(小児矯正基本料金)=差額分で成人矯正開始。
定期的にブラシング指導、フッ素塗布、シーラント(むし歯の予防)を施行し積極的に 「予防」 に取り組んでおります。矯正治療によって歯並びを治すことは、歯が磨きやすくなり、むし歯予防、将来の歯周病予防にもつながります。
また、当院にて矯正専門医(常勤)の矯正治療と歯科のむし歯治療、フッ素や歯ブラシ指導等の予防処置を行えます。あちこちの病院に行く、面倒や不安がありません。矯正歯科医院で虫歯の治療やフッ素・シーラントの予防処置が同じ医院で、できることは患者さんに好評を頂いております。お母さんがお子様の仕上げ磨きをする場合には、歯磨き剤を使用しないで、お水と歯ブラシだけで磨きましょう。お水と歯ブラシだけで十分です。しっかり歯ブラシが磨きたい歯にあたっているか確認することが重要です。そして、仕上げとしてフッ素入りの歯磨き剤を使用すると良いでしょう。
院内に設置したセファロレントゲン(頭部X線規格写真)や検査機器を用いて、より確実な診断ができるようにしています。
毎回直接診療致しますので、お子様の状態を確認しながら、受験・試験を考慮し、治療を進めてまいります。
ご両親の不安がとりのぞけるように、不正咬合の特徴やその治療方針について、十分に説明し納得して頂けるように心がけています。
矯正治療の流れ、期間
おおよその期間、装置、費用について説明いたします。
顔貌写真、口腔内写真、歯の型、パノラマX線写真、
頭部X線規格写真(セファロという一般歯科医院にはあまり置かれていない装置)
時間 約30分程度
- セファロ
- パノラマX線写真
- お口の中、お顔の撮影
診断 治療方針の決定:治療期間、現在の問題点、治療目標、費用等について詳しく説明致します。
矯正治療確認書を発行させて頂きます。
月に1度来院 装置やワイヤーの細かい調整を矯正医が直接診療を行っていきます。
可能な限り、トータルの治療期間短縮に努めます。
第一段階の治療(早期治療、予防矯正)は、1年~1.5年
第二段階の治療(12~13歳頃)は、1年~2年
- メタルブラケット
- バイオネーター
- セラミックブラケット
子供 施術例 ~前後の変化~
- 施術前
- 施術後
歯並びを維持する装置。歯を動かし終わった直後は、歯が動きやすいので保定装置でしっかり維持していきます。
3~6ヶ月に一度来院。
リラックスできる空間を心がけております
- キッズルーム 2F
- キッズルーム